費用・税金|相続した実家にかかるお金を整理する

このページで分かること

実家を相続してから発生する主な費用を、手続きの段階ごとに整理しています。個別の税額は状況によって異なるため、目安として確認したうえで、正確な金額は専門家にご確認ください。

段階別の費用

段階 主な費用 詳細
相続税がかかるか判断するとき 相続税(基礎控除を超えた場合) 相続税申告は必要?
名義を移すとき 登録免許税、司法書士報酬 相続登記費用
住宅ローンの抵当権が登記簿に残っているとき 抵当権抹消登記の登録免許税、司法書士報酬 抵当権抹消登記の費用
家財を片付けるとき 遺品整理費用 遺品整理費用の相場
持ち続けている間 固定資産税、火災保険、管理費 年間維持費
売却するとき 仲介手数料、印紙税、登記費用 売却費用
売却した年 固定資産税(1月1日の所有者に1年分。引き渡し後の分は買主と日割りで精算) 実家を売った年の固定資産税は誰が払うのか
売却して利益が出たとき 譲渡所得税 譲渡所得税
相続税を納めたうえで売却するとき 取得費加算の特例(期限内なら税負担を軽減) 「3年10か月」を過ぎると税金が増える
取得費が分からないとき 概算取得費(売却価格の5%)での計算 取得費が不明な場合
建物を解体するとき 解体工事費 解体費用
解体して更地にしたとき 固定資産税(住宅用地特例が外れて増額) 更地にすると固定資産税が6倍になる?
解体した後 建物滅失登記の費用(自分で申請、または土地家屋調査士報酬) 建物滅失登記の費用と手続き
空き家特例を使う場合 譲渡所得から最高3,000万円を控除 空き家の3,000万円特別控除
専門家に依頼するとき 司法書士・税理士・弁護士・不動産会社への報酬 専門家に払う費用の総額
賃貸に出しているとき 所得税・住民税の申告(不動産所得) 実家を賃貸に出すと確定申告が必要になる

費用の全体像(目安)

内容 目安
相続登記の登録免許税 固定資産税評価額の0.4%(国税庁確認)
売却時の諸費用 売却価格の4〜6%程度
空き家の年間維持費 年15万〜40万円程度

登録免許税の税率(1,000分の4)は国税庁の税額表で確認しています。それ以外の金額は業界で示されている目安であり、実際の金額は物件・地域・依頼先によって変わります。

登録免許税が免除される場合があります 相続で取得した土地の価額が100万円以下の場合、2027年(令和9年)3月31日までの登記については登録免許税が課されません。安価な土地・持分を相続した場合は該当しないか確認してください。